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夏休み旅行、約8割が「行かない」――その理由は?:旅行予定者は4000万人(2/2 ページ)
JTBが発表した2021年夏の旅行動向見通しによると、7月20日〜8月31日の夏休み期間に国内旅行を予定している人は推計4000万人。アンケートでは約8割が「たぶん行かない」「行かない」と回答した。
1人当たりの平均費用は3万3000円
JTBの試算では、21年の国内旅行消費額は1兆3200億円。20年比で8.6%増、19年比で50%減となる見通し。1人当たりの平均費用は3万3000円で、20年比で3.1%増、19年比で9.6%減。旅行者数は20年から増加するも、夏休み期間中に東京都と沖縄県に緊急事態宣言が発令されている影響などもあり、回復は限定的になると予想している。
アンケートは7月5〜9日、全国15〜79歳の男女を対象にインターネットで実施。サンプル数は事前調査1万人、本調査1030人。例年は夏休み期間を7月15〜8月31日としていたが、国の方針および東京五輪の観客受け入れ方針の決定を待ち、7月20日〜8月31日に変更した。
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