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「定年制」必要派は56.2% 何歳まで働くか:賛否両論(2/2 ページ)
スタッフサービス・ホールディングスは、「定年制」についての意識調査を実施した。その結果、定年制については賛否両論に。
何歳まで働くイメージか
「自身が何歳まで働くイメージか」という質問に対しては、最も多かったのは「65歳」29.3%、次いで「66〜69歳」21.0%、「70〜79 歳」19.5%となった。同じ回答者に「自身が社会人としてはじめて働き出したときに何歳まで働くイメージだったか」と尋ねた質問では、「60歳」が38.9%でトップだったことから、ここ数十年の間に「人生100年時代」の考え方が浸透するなどして、働く期間が長期化した傾向がうかがえる。
子どもがいる人に、「あなたの子どもは何歳まで働くと思いますか?」との質問では、自身が働くイメージと同様、「65歳」が28.7%でトップ、次いで「66〜69歳」「70〜79 歳」となった。
調査では、スタッフサービス・ホールディングスの50歳以上の就労派遣スタッフ割合の伸び率にも言及していて、50〜70代のすべての年代で増加。50代、60代は17年に比べ約1.5倍、70歳以上は3倍となった。
総務省統計局のデータでも、高齢就業者の増加傾向が顕著だ。2004年以降、16年連続で前年数を上回っており、19年は892万人と過去最多になった。
調査は、21年6月2日〜6月7日にインターネットで実施。全国の20〜60代男女1100人が回答した。
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