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株価連動型ポイント「StockPoint」で企業のファン作りを推進 「ロイヤリティプログラム」提供開始
株価連動型ポイント運用システムを提供するSTOCK POINT(東京都港区)は、個別株連動型ポイント運用サービス「StockPoint」(ストックポイント)を活用し、企業のファン育成を推進する「ロイヤリティプログラム」の提供を開始した。
株価連動型ポイント運用システムを提供するSTOCK POINT(東京都港区)は7月27日、個別株連動型ポイント運用サービス「StockPoint」(ストックポイント)を活用し、企業のファン育成を推進する「ロイヤリティプログラム」の提供を開始した。
ロイヤリティプログラムでは、StockPointを特定の企業の株価に連動させ生活者と企業間で新たな関係を構築する。そして、その企業のロイヤルカスタマー(商品やサービス、企業に愛着心を持つ顧客)やファン顧客作りに貢献するサービスとなる。
サービス開始第1弾として、特定の大手上場企業に対しStockPointを活用し、無作為に抽出したポイントユーザーを対象に調査を実施する。当該企業の株価に連動したポイントを保有することで、株価への興味や企業活動への関心にどれだけ影響があるのか調査を行う。
同社によると、特定企業の株価と連動したポイントを保有した生活者が、疑似投資体験や株主体験を通じ当該企業へのエンゲージメントを高めるポイント運用サービスは、国内初となる。
StockPointは、個別企業の株価に連動して価値の変わるポイント。現金や口座開設も不要で、スマホアプリをダウンロードするだけでポイントを使った投資運用の疑似体験ができるサービスとなる。
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