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楽天証券決算、つみたてNISA設定件数が前年から2倍に 若年層取り込む(1/3 ページ)

規模ではSBI証券に次ぐ2番手ながら、楽天証券の伸びが加速している。2021年12月期1-6月の決算では、コロナ禍においての成長の加速が数字で表れた。直近4-6月の業績は、売上高にあたる営業収益が21.1%伸びて205億2400万円となった。5大ネット証券と呼ばれる、SBI証券、松井証券、マネックスグループ、auカブコム証券の中では最も伸び率が大きい。

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 規模ではSBI証券に次ぐネット証券2番手ながら、楽天証券の伸びが加速している。2021年12月期1-6月の決算では、コロナ禍においての成長の加速が数字で表れた。直近4〜6月の業績は、売上高にあたる営業収益が21.1%伸びて205億2400万円となった。5大ネット証券と呼ばれる、SBI証券、松井証券、マネックスグループ、auカブコム証券の中では最も伸び率が大きい。


4−6月の5大ネット証券業績(楽天証券決算資料より)

 コスト面では新規顧客獲得に関係するコストが先行し、営業利益は28億900万円と15.1%の減少となった。額では松井証券を下回る。

 ただし、その結果、新規口座獲得数では5大ネット証券のトップだ。1〜6月では116万口座を獲得し、口座数は前年から41.8%増えて約624万口座となった。証券業界で最大口座数のSBI証券は、約726万4000口座となっている。


口座数は624万口座に至った。楽天会員数が7割を占める(楽天証券決算資料より)
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