ストレス解消のはずが逆に疲れる……約6割が「ストレス解消疲れ」を経験:ストレス解消法1位は?
パナソニックは「ストレス解消とそのストレス解消を行った後に生じる疲労感」に関する調査を実施した。ストレス解消目的での行動で逆にストレスを感じる「ストレス解消疲れ」を感じている人が約6割に上ることが分かった。ストレス解消法ランキングも紹介。
パナソニックは「ストレス解消とその後に生じる疲労感」に関する調査を実施した。約6割がストレス解消目的で行動したあとに、新たな疲労感やストレスを感じる「ストレス解消疲れ」の経験があることが分かった。
ストレス解消疲れとして感じるもの1位は「全体的な疲労感(身体的)」(67%)。次いで「全体的な疲労感(精神的)」(64%)、「体のだるさ・重さ」(62%)の順。身体への影響が上位に入った。
実際の経験者からは「ストレス発散に動画を見ているが、肩コリや目の疲れを感じて身体的なストレスが増える」(30歳女性)や「運動不足で体のだるさを感じて筋トレや水泳を始めたが、次の日も疲れが残る」(38歳男性)」といった回答が寄せられた。
普段のストレス解消法として最も票を集めたのは「睡眠」(62%)だった。2位は「好きなものを食べる・外食する」(55%)、3位は「ひとりの時間をとる・過ごす」(44%)という順に。
普段のストレス解消法で「ストレスが解消された度合い」について尋ねたところ、身体的ストレスは55点、精神的ストレスは56点(完全に解消された状態が100点満点)という結果。ストレス解消法を取り入れているにもかかわらず、平均的には半分程度しかストレスが解消されていない実態が明らかになった。
また、コロナ禍においてこれまでのような方法でストレス解消ができないと感じている人は約8割に上る。
九州大学都市研究センターの調査からは、ビジネスパーソンが抱えるストレスに伴う経済的損失は、男性で生涯平均約6000万円に達するという結果が出た。自分に適したストレス解消法で身体・精神の調子を整えることが必要といえる。
本調査は、普段ストレスを感じることがあり何らかの解消法を取り入れていると回答した30〜50代男女500人を対象にインターネットで実施。期間は7月1〜2日。
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