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関西初進出の「ダブルツリーbyヒルトン大阪城」 2024年春開業:15フロアで展開
ヒルトンと大和ハウス工業は8月4日、「ダブルツリーbyヒルトン大阪城」の運営受託契約を締結したと発表した。運営はヒルトンで、2024年春の開業を目指す。
ヒルトンと大和ハウス工業は8月4日、「ダブルツリーbyヒルトン大阪城」(大阪市中央区)の運営受託契約を締結したと発表した。運営はヒルトンで、2024年春の開業を目指す。
同ホテルは大阪で3軒目のヒルトンとなり、「ダブルツリーbyヒルトン」としては関西初進出。日本経済新聞社と大和ハウス工業が進める「大阪・大手前一丁目プロジェクト」の施設内に位置し、6階から20階まで15フロアに展開する。
客室数は全377室で、レストラン・カフェバーやロビーラウンジなどの料飲施設、フィットネス・プール、エグゼクティブラウンジ、宴会・会議室4施設などを兼ね備える予定。大阪駅までは車で約10分で、神戸・京都・奈良などへのアクセスも便利な立地となっている。
大阪では25年に「大阪・関西万博」の開催が予定されており、国内外の旅行客が訪れることが予測される。同ホテルの過去の実績とサービス品質が評価されて今回の契約締結に至った。
「ダブルツリーbyヒルトン」は、世界49の国と地域に615軒以上のホテルを展開しているアップスケール・ホテルブランド。ユニークな料飲体験、最先端のフィットネス、会議室やイベントスペースを含むコンテンポラリーな宿泊体験など、観光やビジネスで利用するユーザーに50年以上にわたって快適な時間を提供している。
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