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ワークマン、「一般靴」カテゴリーが100億円規模に 新たに高はっ水・防水シューズ発売:「シューズ専門店」の展開も計画(2/2 ページ)
ワークマンが販売する「アクティブ ハイクシューズ」(1900円)が好調だ。2020年に販売を開始し、年間で50万足を売り上げた。
年間50万足販売の「ハイクシューズ」に派生製品を投入
ハイバウンスシューズに次いで売れているのが、アクティブ ハイクシューズだ。ハイバウンスシューズに対して「固めのソールを採用した」点が支持されているという。同社はハイクシューズのジャンルを「ハイキング」「タウンユース」「防水」の3つに分けて展開することで新たな層を獲得し、次年度はシリーズ合計で100万足以上の販売を目指す。
高はっ水シューズ「アーバンハイク」は、三菱商事ファッション(東京都港区)が開発した高はっ水加工のほか、汚れが落ちやすい加工を施した。また、表面には本革風の素材を使用し「高見え感」を演出。ベージュとカーキの2色を展開する。
防水シューズ 「フロストハイク」は、靴底から高さ4センチまでを防水対応とし、水や泥が入りにくい設計とした。アウトドアでの着用のほか作業現場にも対応できるようにした。しなやかなアッパー素材を使用することで履き心地にこだわった他、抗菌・防臭加工を施した中敷きを採用した。色はカーキとブラックを展開する。
同社が展開する一般客向けの靴は、女性用製品と並んで最も成長力のある分野だという。同社は、売り上げが200億円を突破し、製品ラインが充実した段階で一般客向けの機能性シューズを取り扱う「ワークマン シューズ」の展開を計画している。
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