調査リポート
全国の「インディーズ土産」人気ランキング発表 1位は鳥取県が獲得:メルカリが開催
メルカリは、知名度は低いが地元で愛されている日本各地のお土産を応援するプロジェクト「インディーズ土産全国デビューへの道」を展開し、オンライン上で投票キャンペーンを実施した。
メルカリは、知名度は低いが地元で愛されている日本各地のお土産を応援するプロジェクト「インディーズ土産全国デビューへの道」を展開し、オンライン上で投票キャンペーンを実施した。鳥取県の「因幡の白うさぎ」(6万1017票)が最多得票を獲得する結果となった。
同社は「因幡の白うさぎ」が1位を獲得した理由として「地元紙での紹介や、Jリーグ『ガイナーレ鳥取』によるサポーター向けの投票呼びかけなど、地元一丸となった応援が順位を押し上げた」と分析する。
2位は石川県の「白えびビーバー」(4万5354票)、3位は神奈川県の「横濱ハーバー ダブルマロン」(3万5242票)、4位は広島県の「カープかつ」(2万8170票)と続いた。
首位獲得の特典として、因幡の白うさぎのWeb CMをメルカリが制作し、10月上旬に特設サイトにて公開する。同商品を販売する寿製菓(鳥取県米子市)の城内正行社長は「このたび全国デビューということで、オンラインショップの整備をはじめ、さまざまな企画を検討中です」と今後の展開を明らかにした。期間は7月29日から8月11日で、32万件以上の投票が集まった。
メルカリは、今回の取り組みについて「日本各地にはまだスポットライトが当たっていないお土産が多い。モノを通した新しい発見や出会いを届けることで、地域支援につなげていきたい」と話した。
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