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女性管理職の割合、過去最高も8.9%にとどまる 業界別の状況は?:増えているものの(2/3 ページ)
帝国データバンクは「女性登用に関する調査結果」を発表した。女性管理職の割合は平均8.9%で、低水準ながらも過去最高を更新。政府目標の「女性管理職30%以上」を超えている企業は8.6%だった。
女性管理職の割合(規模別)
女性管理職の割合を規模別にみると、「小規模企業」が平均11.9%で最も高く、規模が小さい企業ほど女性管理職の割合は高かった。業界別では「小売」が15.5%で最も高く、「製造」「建設」「運輸・倉庫」の3業界では全体平均の8.9%を下回った。
「女性活躍推進法」は22年4月に改正法が施行され、女性活躍に関する情報公開の対象が、従業員数301人以上から101人以上の企業に拡大される予定となっている。各区分で女性管理職割合の平均をみると、従業員数が「301人以上」では6.5%(前年比0.3ポイント増)、「101人以上」では5.8%(同0.1ポイント増)だった。
「女性管理職30%」を超えている企業を細かくみると、女性管理職割合の平均と同様の傾向がみられ、規模別では「小規模企業」が最も高かった。業界別では「小売」「不動産」が上位となり、「製造」「建設」「運輸・倉庫」の3業界は低水準にとどまっている。
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