【動画】経済指標の悪化やFOMCの議事要旨公表を受け上値は重い展開:森山さやの「週刊マーケットダイジェスト」(1/2 ページ)
先週は米国や中国の経済指標が冴えない結果が多かったほか、FOMCの議事要旨を受け量的緩和縮小の前倒しが意識され、警戒感が広がり全体的に上値が重い1週間でした。アフガニスタンの政治リスクも高まっています。
新連載:森山さやの「週刊マーケットダイジェスト」
資産運用コンサルティング会社Japan Asset Managementの森山さやが、米国市場を中心に、先週のマーケットでの出来事を振り返り、今週の注目イベントを紹介します。
先週は
- 米国の経済指標が冴えない結果
- FOMCの議事要旨公表
- NYY原油先物価格大幅下落
今週は
- 8月23日(月)
米国8月 マークイット製造業PMI
米国7月中古住宅販売件数
ユーロ圏8月 マークイット製造業PMI
- 8月24日(火)
米国7月 新築住宅販売件数
- 8月25日(水)
米国7月 耐久財受注
ドイツIFO景況感指数
- 8月26日(木)
日本自民党総裁選の日程決定日
米国ジャクソンホール会議
米国4-6月期 実質GDP
- 8月27日(金)
米国7月 PCEコア・デフレータ
米国7月個人所得・支出
プロフィール:森山さや
2018年上智大学外国語学部英語学科卒業。新卒でSMBC日興証券に入社し、初年度から2年連続で同期全国1位の成績を挙げ、入社2年目には全国1位の実績を挙げる。
Japan Asset Managementに入社後も営業として数多くの実績を挙げる一方で、様々な顧客・企業からセミナー依頼が相次ぎ、2021年より企画広報室プロジェクトマネージャーとしてセミナー講師を担当。これまでに中小法人や大手芸能事務所等でのセミナー実績があり、延べ300人の参加実績を誇る。
◆YouTube:「森山さやの週刊マーケットダイジェスト」のアーカイブが見られます。
Japan Asset Managementについて
Japan Asset Managementは、総合的な金融サービスを提供する資産運用コンサルティング会社です。大手証券全国トップクラスの営業実績を持ち、幅広い金融知識を有する優秀なファイナンシャルアドバイザーが多く在籍し、2018年2月創業以来、コロナ禍においても前年同月比200%超の増収を記録するなど急速に成長しています。当社は「日本の金融業界を変革する」をビジョンに、顧客本位の長期的な視野をもって、お客様の夢や目標の実現に伴走していきます。
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