ニュース
伊藤園、「エビアン」ラベルレスボトル発売 輸入ナチュラルミネラルウォーターでは国内初
伊藤園・伊藤忠ミネラルウォーターズは8月23日、エビアンのラベルレスボトルを発売した。
伊藤園・伊藤忠ミネラルウォーターズは8月23日、エビアンのラベルレスボトルを発売した。500ミリリットルの24本入りケースで提供し、Amazonや楽天市場などECサイトのみで取り扱う。希望小売価格は3120円(税別)。同社によると、日本で販売されている輸入ナチュラルミネラルウォーターでのラベルレスボトルは国内初。
近年は、飲み終わったあとにボトルやびんのラベルを剥がして捨てる習慣が浸透。ラベルレス製品は捨てる際にラベルを剥がす手間が省け、エシカル消費にもつながることから需要拡大の傾向にある。
エビアンは持続可能な未来を目指し、2018年1月に「25年までにすべてのペットボトル製品において『リサイクルプラスチック』(使用済みのペットボトルを再生して作られたプラスチック)使用率100%を目指す」と宣言した。
20年には初めて、100%リサイクルプラスチックを使用したペットボトルの商品を発売。同年3月からは、日本でもエビアンのすべてのペットボトルにリサイクルプラスチック使用率10%のペットボトルを導入している。
国内では大塚製薬がオロナミンCのラベルレスボトルを発表するなど、ラベルレス製品の発売が相次いでいる。今後、エシカル消費を見据えた環境配慮型のボトルの開発や、ラベルレス化の機運はさらに高まりそうだ。
関連記事
- “昭和モデル”を壊して静岡を変えたい わさび漬け大手・田丸屋本店の意思
日本人の食生活の変化、さらには新型コロナウイルスの感染拡大によって、静岡名物の「わさび漬け」は苦境に立たされている。しかし、今こそが変革の時だと、わさび漬けのトップメーカーである田丸屋本店は前を向く。展望を望月啓行社長に聞いた。 - 100年近くレシピの変わらない「崎陽軒のシウマイ」が今も売れ続ける理由
経営者にとって必要な素質、それは「何を変え、何を変えないか」を見極める力である。崎陽軒の野並直文社長は身をもってこの重大さを学んだ。 - コロナ禍でも不文律破らず 「シウマイ弁当」崎陽軒が堅持するローカルブランド
人の移動を激減させた新型コロナウイルスは、鉄道や駅をビジネスの主戦場とする企業に計り知れないダメージを与えた。横浜名物「シウマイ弁当」を製造・販売する崎陽軒もその煽りをまともに受け、2020年度は大きく沈んだ。しかし、野並直文社長は躊躇(ちゅうちょ)することなく反転攻勢をかける。そこには「横浜のために」という強い信念がある。 - ニチレイフーズ、一部商品で最大10%の値上げ 11月納品分より
ニチレイフーズは、家庭用商品と業務用商品の一部について、11月1日納品分より、商品価格を改定すると発表した。 - 創業以来初の「うなぎパイ」生産休止にもめげず、春華堂がコロナでつかんだ“良縁”
「夜のお菓子」で知られる静岡のお土産品、春華堂の「うなぎパイ」が新型コロナウイルスの影響をまともに受け、一時は生産休止に追い込まれた。そこからの立て直しを図る中で、新たな付き合いも生まれたと山崎貴裕社長は語る。その取り組みを追った。 - 50億円を投じてでも、新施設で「うなぎパイ」の思いを春華堂が再現したかった理由
今年4月、春華堂が浜松市内にオープンした複合施設「SWEETS BANK」は、コロナ禍にもかかわらず連日のようににぎわいを見せている。ユニークな外観などに目が行きがちだが、この施設には同社の並々ならぬ思いが込められている。 - 借金100億円をゼロにした崎陽軒・野並直文社長 横浜名物「シウマイ」を救った“2つの変革”とは?
バブル崩壊直後の1991年に崎陽軒の経営トップとなった野並直文社長は、いきなり倒産の危機に直面する。下降を続ける売り上げや、大規模な設備投資などによって借金は100億円を超えた。そこからどのように立て直しを図ったのだろうか。 - 神奈川県の住みここちランキング 3位「横浜市青葉区」、2位「横浜市西区」、1位は?
神奈川県の「住みここち(自治体)ランキング」。1位は? - 神奈川県の住みここちランキング 2位「葉山」、3位「横浜市青葉区」を抑えて1位となったのは?
神奈川県の住みここちランキングの結果は? - 午後7時閉店でも店長年収1000万円超え! 愛知県「地元密着スーパー」絶好調の秘密
愛知県東三河地方だけに5店舗しか展開していない「絶好調」のスーパーがある。「社員第一主義」を掲げ午後7時には閉店しているのに、店長の年収は1000万円を超える。その秘密に迫った。 - お金なし、知名度なし、人気生物なし 三重苦の弱小水族館に大行列ができるワケ
休日には入場待ちの行列ができ、入館者数の前年比増を毎月達成している水族館が、人口8万人ほどの愛知県蒲郡市にある。その秘密に迫った。 - JR東海の新型車両「N700S」7月1日運行開始 ミルクボーイや崎陽軒との「Supremeコラボレーション」でPR
JR東海は、7月1日にフルモデルチェンジをする東海道新幹線の新型車両「N700S」のデビューに合わせた「Supremeコラボレーション」の実施を発表した。 - JR東海の新型車両「N700S」 プロモーション第2弾を展開
JR東海は、7月1日にデビューした東海道新幹線の新型車両「N700S」の宣伝展開第2弾を発表した。 - ドラゴンボールの生みの親 『ジャンプ』伝説の編集長が語る「嫌いな仕事で結果を出す方法」
『ドラゴンボール』の作者・鳥山明を発掘したのは『週刊少年ジャンプ』の元編集長・鳥嶋和彦さんだ。『ドラゴンクエスト』の堀井雄二さんをライターからゲームの世界に送り出すなど、「伝説」を残してきた鳥嶋さんだが、入社当時は漫画を一切読んだことがなく『ジャンプ』も大嫌いだった。自分のやりたくない仕事で、いかにして結果を出してきたのか。 - ガス会社勤務だった女性が「世界最大級のデジタルコンテンツ会社」を率いるまで
完璧な人間はいない――。だが、仕事も私生活も充実させ、鮮やかにキャリアを築く「女性リーダー」は確実に増えてきた。企業社会の第一線で活躍する女性たちの素顔に迫り、「女性活躍」のリアルを探る。 - 「最近の若い奴は」と言う管理職は仕事をしていない――『ジャンプ』伝説の編集長が考える組織論
『ドラゴンボール』の作者・鳥山明を発掘したのは『週刊少年ジャンプ』の元編集長である鳥嶋和彦さんだ。漫画界で“伝説の編集者”と呼ばれる鳥嶋さん。今回は白泉社の社長としていかなる人材育成をしてきたのかを聞き、鳥嶋さんの組織論に迫った。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.