銚子電鉄の車両でサウナ 千葉県銚子市でワーケーションプログラム実施:社長のお話プログラムも
宿泊施設検索サービスを手掛けるStayway(ステイウェイ、川崎市)が、「銚子電車を活用したサウナワーケーション」の参加者を募集すると発表した。
宿泊施設検索サービスを手掛けるStayway(ステイウェイ、川崎市)が「銚子電車を活用したサウナワーケーション」の参加者を募集すると発表した。千葉県銚子市では、都市部からの新たな人の流れをつくることを目的に、民間企業と連携しワーケーション事業を推進している。本イベントも「銚子ワーケーション2021」企画の一環で、同市を拠点にさまざまなイベントを提供するとしている。
開催日時は9月22〜24日の2泊3日を想定。23日には、停車中の電車を活用したサウナ企画を実施する。サウナ後に入る水風呂は、魚市場などで魚を入れる箱「ダンベ」を活用。なお、ダンべは普段利用していない物を使用する。
サウナプログラム中はパソコン・スマートフォンの持ち込みを禁止とした。デジタル機器から距離を置き、精神的・肉体的な疲労をリフレッシュする「デジタルデトックス」を図るためとしている。そのかわり参加者には使い捨てカメラを配布し、プログラム終了後に画像を提供する。
そのほか、「まずい棒」や「鯖威張る(サバイバル)弁当」など、経営難をあえて前面に押し出す企画で話題の銚子電鉄社長の竹本勝紀氏による講演や、日の出散歩ツアー、サーフィン、農業体験などのプログラムを予定。宿泊施設とワークスペースを用意したほか、各プログラムへの参加は任意としている。
サウナプログラム、ワーケーション施設の利用料は無料。指定の施設に宿泊することを条件に1万6000円相当(約8000円×2日分)の謝礼を提供する。定員は20人で、9月5日まで公式Webサイトで受け付ける。
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