発売2時間半で完売! 「パインアメ」がせっけんに? 開発のヒントは、せっけんとアメの意外な共通点:3分インタビュー(2/2 ページ)
1951年に誕生した大人気キャンディ「パインアメ」がせっけんになった。発売2時間半で完売するほどの大盛況っぷり。開発のきっかけは? 担当者に聞いたところ……
パインアメを忠実に再現
――パインアメソープ自体のこだわりはどんな点でしょうか?
担当者: パインアメをそのまま大きくしたような見た目やパインアメの甘酸っぱくてジューシーな香りなど、お菓子としてのパインアメを忠実に再現することにこだわりました。大きさはパインアメ約4つ分で重さは約36個分となっています。
見た目や香りの再現だけではありません。せっけん特有の洗浄力で汚れをきれいに落とします。また、保湿成分を含ませているので洗い上りはしっとりさを感じていただけるようにしました。
――そもそも、パインアメソープを開発しようと思ったきっかけは何だったのでしょうか?
担当者: 開発の背景には、新型コロナウイルス流行の中で「手洗いの回数が増えた今だからこそ、もっと楽しく手洗いしてもらいたい」というせっけん会社としての思いがありました。
そこで、せっけんもアメも溶かして、洗う、味わうといった共通点に着目し、「手の平で味わうパインアメ」をコンセプトに商品開発を進めることになりました。遊び心と親しみのある製品デザインのパインアメと昔ながら手法で安心・安全な製品を提供する当社がタッグを組むことで、実用性と遊び心を兼ね備えた愛される製品を提供できればと思っています。
――現在、オンラインストアでも売り切れ状態が続いていると思うのですが、再販の予定などはあるのでしょうか?
担当者: 追加生産を検討していますが、現在の再販時期は未定となっています。ただ、大変ご好評いただき、再販を希望する声も多くいただいているので前向きに取り組めればと思っております。
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