シリーズ累計で8億枚販売 「ビッグカツ」シリーズのハムカツとみそカツが、発売後初のデザインリニューアル:ロングセラー駄菓子
すぐるは、「ビッグカツ」シリーズの「ビッグカツハムカツ風味4枚」と「SDみそかつ」をデザインリニューアルして販売することを発表した。発売当時から初めてデザインを変更するという。どのように変わったのだろうか?
「ビッグカツ」シリーズを販売するすぐる(広島県呉市)は、発売20周年の「ビッグカツハムカツ風味4枚」と、発売15周年の「SDみそかつ」を9月1日にデザインリニューアルする。「ビッグカツハムカツ風味4枚」は130円、「SDみそかつ」は32円。
同社を代表する商品である「ビッグカツ」シリーズは、発売から30年。シリーズ全体での累計販売枚数が8億枚となるヒット商品である。名称はカツだが、原材料はスケトウダラなどの魚肉のすり身や、イカの粉末を使用。「本物を目指し、驚きを提供する」というコンセプトで商品を展開する。
今回のリニューアルは、「ビッグカツハムカツ風味4枚」が発売20周年、「SDみそカツ」が発売15周年という節目に実施した。これら2商品に対し「ビッグカツのシリーズとは知らなかった」という声が聞かれたことから、ビッグカツのパッケージデザインにある「ボックスロゴ」をベースとし、シリーズ商品と認識しやすいデザインにした。
また「SDみそかつ」は、愛知を中心にお土産商品として販売していたが、今後は全国販売にシフトするため、「名古屋」など場所を限定する情報を取り除いた。
「ビッグカツハムカツ風味4枚」は、本物のハムカツを再現するためパン粉と衣の食感、ポークの旨味と特製のソースで仕上げた。「SDみそかつ」は、八丁味噌を使用し本場のみそカツの再現を目指した。特製ソースやみそダレは、職人が寸胴鍋で手作りしているという。
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