調査リポート
輸入車の買い替えタイミング、「3年以内」が最多 理由は?:タイミング2位は「5年以内」
「輸入車を買い替える期間とその理由」に関する調査を実施した。「3年以内」と回答した人が最も多かった。その理由は?
輸入車買取サービスを運営するカレント自動車(横浜市)は、「輸入車を買い替える期間とその理由」について調査を実施した。調査から輸入車の買い替え平均は「3年以内」(29.2%)が最多で、理由は「他の車に乗りたいと思ったから」(76票)が1位となった。
直近で乗っていた輸入車を何年で買い替えたか尋ねたところ、2位以下は「5年以内」(22.8%)、「7年以内」(16.4%)、「10年以内」(12.3%)と続いた。国産車を含めた自動車の平均買い替え期間は7年といわれており、輸入車はそれよりも短くなる傾向にあることが分かった。
一方、「10年以内」や「10年以上買い替えていない」という回答も少なくないことから、輸入車でも長い間乗り続けるユーザーは一定数いることが明らかになった。
輸入車を買い替える理由(複数回答)の2位は「価値が落ちる前に売りたいから」(55票)、3位は「車検を通す前に買い替えたいから」(38票)となった。
同社は「2位と3位の回答から、金銭的なメリットを重視する傾向があることが分かる。一方、『他の車に乗りたいと思ったから』が1位となっており、もっとも重視されるのは乗りたい車かどうかという観点だと考えられる」と分析する。
本調査は、輸入車に興味のある男女170人を対象にインターネットで実施した。調査期間は21年8月17〜25日。
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