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仮想通貨取引所、SBI VCトレードとTaoTaoが合併
仮想通貨取引所を営むSBI VCトレードとTaoTaoは9月1日、21月1日付で合併すると発表した。存続会社はTaoTaoだが、合併後商号をSBI VCトレードに変更する。
仮想通貨取引所を営むSBI VCトレードとTaoTaoは9月1日、12月1日付で合併すると発表した。存続会社はTaoTaoだが、合併後商号をSBI VCトレードに変更する。
仮想通貨分野におけるグループ内経営資源を集中させることが目的。現物のほかOTCデリバティブを併せ持つ、フルラインアップサービスを効果的に提供できる体制の構築を進めるとしている。
合併後も各社の取り引きサービスは継続する。今後、サービス内容の変更、統合の際には改めて告知する。
TaoTaoは当初Zホールディングス傘下にあったが、2020年10月7日にSBIホールディングス子会社のSBIリクディティ・マーケットが全株式を取得し、子会社化した。21年3月期時点での財務状況は、SBI VCトレードが営業利益71億4900万円、当期純利益48億4000万円。TaoTaoが営業利益6億7300万円の赤字、当期純利益は7900万円の赤字となっている。
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