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三菱UFJ、資産形成サービス「Money Canvas」 多数の資産運用スタートアップが参加
三菱UFJ銀行は9月2日、総合資産形成サービス「Money Canvas」を12月から提供すると発表した。スマートフォンを起点とし、三菱UFJグループだけでなく、複数の資産運用系スタートアップが参画する。
三菱UFJ銀行は9月2日、総合資産形成サービス「Money Canvas」を12月から提供すると発表した。スマートフォンを起点とし、MUFGグループだけでなく、複数の資産運用系スタートアップが参画する。
まず、10月にポイント運用およびポイントの株式交換サービスを提供する。システムはSTOCK POINTが提供し、「STOCKPOINT for MUFG」において、ポイント運用など資産運用の疑似体験を提供する。
12月にはMoney Canvasを正式提供し、株式投資をauカブコム証券、三菱UFJ銀行が、合同金銭信託を三菱UFJ信託銀行が提供。参画するスタートアップとして、クラウドファンディングをファンズが、ロボアドバイザーサービスを三菱UFJモルガン・スタンレーとウェルスナビが提供する。
さらに2021年4月には、東京海上日動と損害保険ジャパンが保険サービスを提供する。これらに加え、順次、商品やサービスを拡充する。
なお、Money Canvasの開発は、Finatextグループのクラウド金融インフラ、データ基盤を活用して行った。
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