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ドウシシャ、あえて温度を下げる「猫舌専科マグカップ」発売飲みやすい温度をキープ

生活関連用品の企画・開発・販売を行うドウシシャ(大阪市)は9月1日「猫舌専科タマグカップ」を発売すると発表した。

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 生活関連用品の企画・開発・販売を行うドウシシャ(大阪市)は9月中旬に「猫舌専科タマグカップ」を発売する。熱い飲み物が苦手な“猫舌”の人に向けた商品で、2020年に発売した「猫舌専科タンブラー」に続く第2弾。タンブラーをコンパクト化した商品として訴求する。

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猫舌専科マグカップ(出所:プレスリリース)

 同社は10年に渡りステンレス製真空2重構造タンブラーを販売しており、高い保冷・保温力を強みに訴求している。しかし、猫舌の人からは「熱すぎて飲めない」という声が上がっていたという。

 そこで開発した商品が「猫舌専科タンブラー」だった。発売後話題となり好評を得たものの、コンパクト化の要望も多数寄せられていた。そんな消費者の声を形にすべく、基本性能はそのままで軽量化に挑戦。そうして開発したのが「猫舌専科マグカップ」だ。飲みやすい温度をキープするするため、真空2重構造の内側に吸熱剤を入れ、ステンレス3層構造とした。

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真空2重構造の内側に吸熱剤を入れ、ステンレス3層構造とした(出所:プレスリリース)

 同商品とこれまでのステンレス真空2重構造マグカップの保冷性能を比較したところ、猫舌専科マグカップは80度の飲み物が3分間で約67度に下がった一方、これまでのステンレス真空2重構造マグカップは約79度のままだった。

 また、猫舌専科マグカップは、1時間後でも約55度台の飲みやすい温度を維持していたという。

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猫舌専科マグカップは、1時間後でも飲みやすい温度を維持(出所:プレスリリース)

 デザイン面では、タンブラーからマグカップになったことで持ち手ができ、安定感が向上。職場やテレワークでも気軽に使用できるように、持ち手は手に馴染むサイズで設計した。フタはスライド式を採用し、閉める際に飲み物がはねにくい構造とした。また、マグカップの口径を広くした他パーツも分解できるようにし、洗いやすいデザインを採用した。

 希望小売価格はオープン。全国の量販店や同社の通販サイトなどで販売する。

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