ダイドー、花王「ヘルシア」とコラボしたエナジードリンク発売:機能性表示食品
ダイドードリンコは、9月20日に業界初となる機能性表示食品のエナジードリンク「The BURNING」を発売する。
ダイドードリンコは、9月20日に業界初となる機能性表示食品のエナジードリンク「The BURNING」を発売する。「ヘルシア」シリーズなどを展開する花王の素材を活用し、健康に対する意識が高まる働く男性をターゲットに訴求する。
健康への意識が強まる中、ダイドーは近年ニーズの高まりが顕著なエナジードリンクに着目。明治安田生命が20〜79歳男女5640人を対象に実施した調査では、4割以上が「ステイホーム・コロナ禍を機に健康意識が高まった」と回答した。
また、ダイドーの調査によると、ストレスの解消手段として「炭酸/エナジードリンクを飲む」と答えた人は「コーヒー/紅茶を飲む」に次いで多く、エナジードリンクの飲用頻度は、約18%が「コロナ前から増えた」と答えた。
さらに、エナジードリンク飲用者は特定保健用食品・機能性表示食品の購買意欲が高く、同社の調査でも健康に留意したエナジードリンクへの購入意向が高かったという。同社は「エナジードリンクには『健康志向』と『気分転換』への期待が高まっている」と指摘する。
同商品では「ヘルシア」シリーズなどを展開する花王の素材を活用した。機能性関与成分として、茶カテキンを540ミリグラム配合した他、クエン酸、アルギニン、カフェインなども配合し、エナジードリンクらしい刺激がある味わいに仕上げた。
フレーバーについて同社は、「トロピカルフレーバーとカテキンが織りなす新感覚の味わい」と説明する。クエン酸の酸味とカテキンの渋みですっきりしたキレを表現しているという。
パッケージは、シンプルでスタイリッシュなデザインを採用。商品名の「The BURNING」と火の鳥で気分を後押しする雰囲気を演出した。希望小売価格は税別183円。量販店や自動販売機などで販売する。
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