新型コロナ感染の拡大前後で、睡眠時間に変化があったのはどんな人?:時間と場所の調査(1/2 ページ)
CCCマーケティングが手掛ける「CCCマーケティング総合研究所」は、「時間と場所の調査」を実施し、生活者の行動時間帯や場所、新型コロナウイルス感染症の拡大前後における生活の変化について調査した。
CCCマーケティング(東京都渋谷区)が手掛ける「CCCマーケティング総合研究所」は、「時間と場所の調査」を実施し、生活者の行動時間帯や場所、新型コロナウイルス感染症の拡大前後における生活の変化について調査した。
調査結果の中から、「新型コロナ感染症の拡大前後で、睡眠時間に変化があったか」についての結果を発表した。
まず平日の就寝時間・起床時間の変化を調べた。その結果、新型コロナ感染症の影響が出る前後で比べると、平日の就寝時間が「早くなった」は14.5%、「遅くなった」は12.6%だった。また起床時間が「早くなった」は12.9%、「遅くなった」は11.9%という結果に。
次に職業別に、平日の就寝時間・起床時間の変化を調べた。就寝時間に大きな変化があったのは学生(大学/大学院/短大/専門学校)で、「遅くなった」が42.9%、「早くなった」が15.4%と、遅くなった人が大幅に増加していた。
会社員(会社役員/会社員/公務員)の場合、就寝時間が「早くなった」が15.1%、「遅くなった」が10.7%という結果に。中でも子どもと同居する会社員は、男女ともに就寝時間が「早くなった」と回答した人が多かった。
起床時間でも学生は「遅くなった」が45.8%、「早くなった」が11.1%と、遅くなった人が多かった。会社員では「早くなった」が15.3%、「遅くなった」が9.6%という結果になり、睡眠時間は学生が遅くなる傾向があって、会社員は早まる傾向があることが分かった。
関連記事
- トイレの個室に「使用時間」を表示 で、どうなったのか?
首都圏のオフィスで、ある「実証実験」が行われた。トイレの個室に「他の個室の使用状況」と「滞在時間」を表示したところ、どういった効果があったのだろうか。システム開発を手掛けているバカン社の河野社長に話を聞いたところ……。 - 「オレが若いころは」「マネジメント=管理」と思っている上司が、ダメダメな理由
「オレが若いころは……」「マネジメントとは管理することだ」といったことを言う上司がいるが、こうした人たちは本当にマネジメントができているのだろうか。日本マイクロソフトで業務執行役員を務めた澤円氏は「そうしたマネージャーは、その職を降りたほうがいい」という。なぜかというと……。 - 「男女混合フロア」のあるカプセルホテルが、稼働率90%の理由
渋谷駅から徒歩5分ほどのところに、ちょっと変わったカプセルホテルが誕生した。その名は「The Millennials Shibuya」。カプセルホテルといえば安全性などを理由に、男女別フロアを設けるところが多いが、ここは違う。あえて「男女混合フロア」を取り入れているのだ。その狙いは……。 - 登山家・栗城史多さんを「無謀な死」に追い込んだ、取り巻きの罪
登山家の栗城史多さんがエベレスト登頂に挑戦したものの、下山中に死亡した。「ニートのアルピニスト」として売り出し、多くの若者から支持を集めていたが、登山家としての“実力”はどうだったのか。無謀な死に追い込まれた背景を検証すると……。 - なぜ「プリウス」はボコボコに叩かれるのか 「暴走老人」のアイコンになる日
またしても、「暴走老人」による犠牲者が出てしまった。二度とこのような悲劇が起きないことを願うばかりだが、筆者の窪田氏は違うことに注目している。「プリウスバッシング」だ。どういう意味かというと……。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.