調査リポート
グランピングの経験者は5% 1年後も人気は続いていると思う?:LINEリサーチ調べ(2/2 ページ)
LINEが運営する「LINEリサーチ」は、全国18〜59歳の男女を対象に、グランピングの現状の認知率や利用率、今後の流行予想などについて調査を実施した。
57%が「利用してみたい」と回答
今後利用してみたいかという質問に対して、全体で57%が「利用してみたい」と答えた。年代別では、10〜20代の利用意向が高い傾向にあり、特に「ぜひ利用してみたいと思う」人の割合は、男女ともに30〜50代と比べて2倍以上高い結果となった。
男女別に見ると、女性のほうが利用意向が高く、特に10〜20代女性は76%で、「ぜひ利用してみたいと思う」人の割合も28%と高くなった。一方、「利用してみたいと思わない」は、全体で31%だった。
利用してみたい人の意見では、「景色や空気がきれいなところばかりで、値段相応の体験ができるため」(男性/24歳)、「キャンプをしたいと思っていたが、道具の準備などが手間だと感じていた。グランピングは必要最低限の準備でよさそうだから」(男性/49歳)という声があがった。
一方、利用したいと思わない人の中には、「不便さを楽しみたいから」(男性/24歳)、「普段キャンプをするので、食材を買ったりテントを立てたり自分で火をおこしたりすることも楽しみだと思うから」(女性/37歳)といったコメントがあり、キャンプに快適さを求めたくないと考える人もいるようだ。
調査は18〜59歳の男女2018人を対象に、インターネットで実施した。調査期間は7月30〜8月3日。
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