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バンダイナムコ独自の役職“チーフガンダムオフィサー”を直撃 目指す未来戦略とは1500億円規模に成長(4/4 ページ)

バンダイナムコグループで、「CGO」というガンダムのIPを統括する役員がいる。CGOはチーフガンダムオフィサーの略で、バンダイナムコエンターテイメントの藤原孝史・常務取締役が就いている。CGOとはいったいどんな役職なのか。今後のガンダムの経営戦略について藤原CGOに聞いた。

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今向き合っていることはどんな意味があるのか

――マネジメントについてお聞きしたいのですが、藤原常務が仕事において大切にしていることは何でしょうか。

 普段から考えているのは、今のことよりも今後どうあるべきかを意識することですね。ガンダムを通じてさまざまな事業をやっていると、当然目の前の課題はいっぱいあります。けれどもその一歩先を考えた時に、今向き合っていることはどんな意味があるのかを考えます。常に「この先どうありたいか」を考えることが大事だと思っています。

――ガンダムカンファレンスでも「ガンダムによるオープンイノベーション」が話題に出ましたが、こうした新しい考え方や企画をマネジメントする上で、大事にしていきたい部分はありますか。

 より多くのアイデアをもらうことを心掛けています。最初に「こういうことできたらいいな」という案をたくさん出してもらい、賛成も反対も含めて忌憚なく意見を言い合う。そうすることで、企画として研ぎ澄まされたものになっていくと思います。マネジメントする上で、みんなでいろいろと話しながら進めていくことを自分の中でも一層大事にしていきたいと思っています。

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