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浅草東武ホテルに「実物」を使った運転シミュレータールーム登場:東武鉄道が全面協力
浅草東武ホテルは、開業1周年を記念して「東武鉄道運転シミュレータールーム」を設置する。11月4日まで1日1室限定で受け付け、価格は1万200円(税、サービス料込)。10月1日12時に予約受付を開始する。
東武ホテルマネジメント(東京都墨田区)は10月8日、運営する浅草東武ホテルの開業1周年を記念して「東武鉄道運転シミュレータールーム」を設置する。11月4日まで1日1室限定で受け付け、価格は1万200円(税、サービス料込)。
東武鉄道全面協力のもと、東武東上線の運転士が訓練用に使用していた実物の運転シミュレーターをそのまま移設した。操作に応じて速度計などが動き、本物の運転台と同じ操作を体験できるほか、モニターではCGでリアルに再現した沿線の車窓風景が楽しめるようにした。
客室内には駅で使用しているものと同じ駅名標など、鉄道ファンにたまらない装飾を施し、運転気分を盛り上げるように工夫している。
10月8日〜11月4日は、4期に分けて1日1室限定で13〜17時の間に公開する。第1期(10月8日〜10月14日)分の予約受付は、10月1日12時から。11月5日以降は宿泊プランの販売を予定している。
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