調査リポート
好きなノンアルコールビールのブランド 2位はアサヒ「ドライゼロ」、1位は?:男女でランキングに違いも(2/2 ページ)
ノンアルコールビール専門メディアを運営するLANYは、「ノンアルコールビール」に関する調査を実施した。人気を集めたノンアルコールビールはどのブランドか、男女別や年代別でも比較した。
年代別ランキング
年代別で見ても、「オールフリー」と「ドライゼロ」の人気は高く、全年代で1位と2位を独占した。
「オールフリー ライムショット」は20〜40代に人気が高い一方で、「零ICHI(ゼロイチ)」は30〜60代前後に人気が高かった。
サントリーは、2020年8月に「ノンアルコール飲料レポート2020」を発表。ノンアルコールビールテイスト飲料を月に1回以上飲用する成人男女1238人中、約半数(49.4%)が、飲用量が半年前と比較して「増えた」と回答した。
特に20代は約7割、30代は約6割が「増えた」と回答していて、比較的若い層でノンアルコールビールの飲用量が増えていた。理由は「おいしくなったから」が50.6%と半数を超え、次いで「在宅時間が増えたから」(40.3%)、「健康を気にするようになったから」(38.0%)と続いた。
コロナ禍による在宅時間の増加や健康面の意識が、ノンアルコールビールテイスト飲料の飲用量増加につながったことが分かる。
今回の調査は、月に1本以上ノンアルコールビールを飲む20〜73歳の男女を対象にインターネット上で実施した。期間は9月15〜24日、有効回答数は1009人。
関連記事
- アサヒ「脱ストロング」にかじ切り ノンアル・低アル飲料を“主流”にするワケ
アサヒビールは7月13日の「2021年スマートドリンキング下期戦略発表会」において、今後は高アルコールの新商品発売を控えると発表した。代わりにノンアルコールや低アルコール商品の拡充を目指す。同社の下半期の戦略について聞いた。 - サンコー、沸かしてそのまま飲める「マグケトル」発売 「面倒くさい」を解消
「おもしろ家電」メーカーのサンコーは『沸かしてそのまま飲める「おひとりさま用マグケトル」』を発売した。マグカップとケトルが合体した製品で、お湯を沸かすのにキッチンに行ったり、少量のお湯を沸かしたりする「面倒くさい」を解消する。 - 超小型無人コンビニ、ガソリンスタンドに誕生 なぜ自販機じゃダメなの?
超小型無人コンビニが、千葉県のガソリンスタンドに誕生した。トラック運転手をメインターゲットとし、彼らの飲食需要に応えていくという。飲食需要に応えるだけなら、自販機でもいい気がするのが、なぜあえてコンビニの形態を採用したのだろうか? - 100歳以上の高齢者数が過去最多 人口10万人当たりで最も多い都道府県は?
厚生労働省は9月15日時点で100歳以上の高齢者が過去最多の8万6510人を記録したと発表した。1年前の8万450人から6060人増という結果に。人口10万人当たりで、100歳以上の高齢者が最も多い都道府県は? - 64.1%が「車のナンバープレートに関する新ルール」を知らない どう変わる?
エイチームライフスタイルは、10月1日から適用される「ナンバープレートの表示に関する新基準」について調査を実施した。64.1%が新基準に変わることを知らなかった。どのように変わるのか?
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.