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2020年のレジャー実態 在宅レジャーが増加し、市場規模は23.7%減:大きく変化(1/2 ページ)
調査研究や提言などを行う「日本生産性本部」は、2020年の余暇活動状況についての個別のアンケート結果と、各業界の市場分析から検証して取りまとめた『レジャー白書2021』を10月4日に発行する。
調査研究や提言などを行う「日本生産性本部」(東京都千代田区)は、2020年の余暇活動状況についての個別のアンケート結果と、各業界の市場分析から検証して取りまとめた『レジャー白書2021』を10月4日に発行する。
コロナ禍となった20年は、これまで上位だった観光や外食が大きく減少し、動画鑑賞や読書をはじめとする在宅レジャーが上位となった。余暇関連市場規模も55兆2040億円(前年比23.7%減)と大幅に減少した。
余暇活動の参加人口は「動画鑑賞(レンタル、配信を含む)」が3900万人で初の首位となり、「読書(仕事、勉強などを除く娯楽としての)」「音楽鑑賞(配信、CD、レコード、テープ、FMなど)」などの在宅レジャーが上位となった。
巣ごもりによる運動不足解消のためか、「ウオーキング」「体操(器具を使わないもの)」が順位を上げ、これまで圏外だった「ジョギング、マラソン」「トレーニング」がランクインしている。
一方で前年首位の「国内観光旅行(避暑、避寒、温泉など)」は4位、2位の「外食(日常的なものは除く)」は6位に順位を下げている。
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