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2020年のレジャー実態 在宅レジャーが増加し、市場規模は23.7%減:大きく変化(2/2 ページ)
調査研究や提言などを行う「日本生産性本部」は、2020年の余暇活動状況についての個別のアンケート結果と、各業界の市場分析から検証して取りまとめた『レジャー白書2021』を10月4日に発行する。
Go To キャンペーンの利用率と行動への影響
アンケート回答者のGo To キャンペーンの利用率をみると、トラベルが29.9%、Eatが27.0%。「キャンペーンがなければ行動はしなかった」人と「キャンペーンなしでも行動したが、後押しになった」人を合わせて、利用者の4分の3程度がGo To キャンペーンに影響を受けて行動していた。
余暇関連産業・市場の動向
20年の余暇関連市場規模は55兆2040億円で、前年比マイナス23.7%と大幅に減少した。コロナ禍の影響を大きく受けた観光・行楽部門をはじめ、4部門全てでマイナスとなった。
部門別で見ると、「スポーツ部門」は用品、施設、スポーツ観戦がマイナスで自転車とゴルフ練習場はプラス。「趣味・創作部門」は動画配信、音楽配信、電子出版は大幅に伸び、外出を伴う鑑賞レジャーは激減した。
「娯楽部門」は公営競技、ゲームは好調だったが、カラオケ、飲食、ゲームセンター、パチンコは不調。「観光・行楽部門」は海外旅行は9割減で、旅行業、航空、バス、遊園地・レジャーランドも大きな打撃を受けた。
この調査の個人を対象としたアンケートは、21年1〜2月にインターネットを通じて実施し、全国の15〜79歳男女、3246人から有効回答を得た。
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