2015年7月27日以前の記事
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グランピングの快適性を追求した「トリプルドームテント」 普通のテントとの違いは?長野県のグランピング施設に提供

グランピングジャパンは、同社が販売を開始した「トリプルドームテント」をグランピングを運営する長野県の「GLAMPROOK 飯綱高原」に納品したと発表した。一般公開も10月1日から開始している。グランピング施設の宿泊の質を向上させることで、他社と差別化し、お客を取り込む狙いだ。

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 グランピングジャパン(東京都目黒区)は10月5日、9月に「トリプルドームテント」を高級グランピング施設を運営する長野県の「GLAMPROOK 飯綱高原」に納品したと発表した。宿泊の質を向上させることで、他社のグランピング施設と差別化し、お客を取り込む狙い。


「トリプルドームテント」をGLAMPROOK 飯綱高原へ納品した(出所:リリース、以下同)

 「トリプルドームテント」は真ん中に7メートルのドーム、左右に各6メートルのドームがつながっているテント。従来のシングルドームでは難しかったリビングルームとベッドルームを分けられる仕様にすることで、室内空間を宿泊人数や目的に合わせてアレンジできる点が特徴だ。広さは56.7畳。


3つのドームが連結する

図面 真ん中に7メートルのドーム、左右に各6メートルのドームがつながる仕組み

 コンセプトは「アーツ&クラフツ」。室内のインテリアは、高級ホテルのスイートルームを意識したクッションやオリジナルデザインのラグを採用した。


トリプルドームテントの室内インテリア

 一般販売も開始しているものの、販売価格は非公開で問い合わせが必要となっている。

 GLAMPROOK 飯綱高原には今回「トリプルドームテント」に加え、既存のものより1メートルずつ大きい6メートルと7メートルのドームがつながったツインドームテント、8メートル、10メートルのシングルドームテントも新たに追加された。


10メートルシングルドームテント

 近年グランピングの注目度は高まっている。トラベルズー・ジャパンの21年8月の調査でグランピングの認知度を調べたところ、81.6%の人が認知していることが分かった。プライバシーの確保された旅行需要の増加やGo Toトラベルキャンペーンなどのプラス効果を受け、20年のグランピング市場は前年比150〜200%程度の成長があったと試算されている。

 三密を避けられる手段として人気を集めるグランピング市場、今後も需要の高まりが期待される。

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