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よい属人化と悪い属人化 「優秀な総務部」を作るポイント:「総務」から会社を変える(3/3 ページ)
総務の課題である「属人化」。この属人化には悪いものもあればよいものもあると解説するのが、月刊総務編集長の豊田健一氏だ。どういうことか。
総務における「時を告げるのではなく、時計を作る」ということ。これはいきなりなしえるものではない。何か取っ掛かりが必要であり、そのためにはまず優秀な総務パーソンの存在が欠かせない。
日々の仕事を抱えながら、その情熱を絶やさず、そして本記事で紹介したようなことを実現する総務パーソン。まずはそうした人を発掘する、あるいは自分がそうした人物になり、そこから「型」化して継承していくことが必要だ。
働き方改革、コロナ禍を経て、総務の重要性や可能性があらためて認識されたと思う。この絶好のチャンスを逃さず、末永く会社に貢献する総務組織への脱皮を図ることが必要ではないだろうか。
著者プロフィール・豊田健一(とよだけんいち)
株式会社月刊総務 代表取締役社長、戦略総務研究所 所長
早稲田大学政治経済学部卒業。株式会社リクルート、株式会社魚力で総務課長などを経験。現在、日本で唯一の管理部門向け専門誌『月刊総務』を発行している株式会社月刊総務の代表取締役社長、戦略総務研究所 所長。一般社団法人ファシリティ・オフィスサービス・コンソーシアムの副代表理事や、All Aboutの「総務人事、社内コミュニケーション・ガイド」も務める。
著書に、『リモートワークありきの世界で経営の軸を作る 戦略総務 実践ハンドブック』(日本能率協会マネジメントセンター、以下同)、『マンガでやさしくわかる総務の仕事』、『経営を強くする戦略総務』
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