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「読書の習慣がある」8割、よく読むジャンルは?:コロナ禍前と比較(2/3 ページ)
キャリアや就職・転職全般に関する研究や各種調査を行う機関「Job総研」を運営するライボは10月18日、「2021年 秋の読書実態調査」の結果を発表した。
読書の頻度と時間
読書の頻度は「1カ月に1冊以上」が最多の25.1%で、次いで「2〜3カ月に1冊以上」(22.0%)、「1週間に1冊以上」(14.6%)という回答結果となった。また、1回の読書時間については「30分未満」が40.8%、「30分〜1時間」が33.3%で、1時間以上の読書をするという回答は少数だった。
コロナ禍前と比較した読書時間の変化を聞いたところ、44.8%の人が「読書時間に変化はない」と回答した。「読書時間が増えた」と回答した人は41.2%で、「読書時間が減った」と回答した人は6.2%だった。
自由記述欄には「コロナ前は通勤中に読書していたが、コロナ禍でテレワークになったため読書の機会が減った」「テレワークが増えてコミュニケーションの取り方が変化したので読書による知識の蓄積は重要」「働き方も価値観も生活習慣もコロナ禍で変化し、読書時間や頻度、または読むジャンルも変化した」などのコメントが寄せられた。
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