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パナソニック マイナンバーカードにも対応「顔認証付きカードリーダー」、全国の医療機関や薬局に約7万台採用
パナソニックは10月18日、「顔認証付きカードリーダー」(マイナンバーカード対応)が全国の医療機関や薬局に、約7万台採用されたと発表した。顔認証技術を搭載した端末により、マイナンバーカードを活用した国民の健康管理と医療現場の効率化をサポートする。
パナソニックは10月18日、「顔認証付きカードリーダー」(マイナンバーカード対応)が全国の医療機関や薬局に、約7万台採用されたと発表した。顔認証技術を搭載した端末により、マイナンバーカードを活用した国民の健康管理と医療現場の効率化をサポートする。
今回の運用開始に伴い、システムを導入した医療機関や薬局の医師、薬剤師は、同意を得た患者の特定健診や薬剤情報の閲覧が可能となる。患者側はデータ提供に同意することにより、口頭での説明の必要なく正確に医師や薬剤師に情報が伝わり、診察や薬の処方など、より適切な医療を受けることができる。
10月中には、患者自身もマイナポータル(マイナンバーを使い行政の手続きやお知らせの確認をオンラインでできるWebサイトやアプリ)により特定健診情報や薬剤情報を閲覧できるようになる。自身の保健医療情報を把握し、閲覧できることにより、データを元にした有効な健康管理への活用が期待できる。
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