調査リポート
長野県が人気の移住地域ランキング1位に 「温泉付きシェアハウス」や「観光事業立ち上げプロジェクト」が支持:都道府県、市区町村を発表(1/2 ページ)
カヤックは、同社が運営する地域移住者マッチングサービス「SMOUT」内で自治体や地元企業が発信するプロジェクトへの「ファボ(興味ある)」数が多かった地域のトップ3をランキング化し、公開した。
地域移住者マッチングサービス「SMOUT」を運営するカヤック(神奈川県鎌倉市)は、同サービスを利用している一般ユーザー2万8732人が「ファボ(興味ある)」を付けた地域プロジェクト3万6594件のうち、上位の地域を「SMOUT移住アワード2021 上半期」として発表した。都道府県部門1位は「長野県」(総ファボ数3617件)が獲得した。
同県は、SMOUT内で自治体や企業が発信する観光事業立ち上げ人材の募集や、温泉付き家賃3.7万円のシェアハウスなどのユニークなプロジェクトなどが人気を集めた。また、信州の持つ温泉や山林といった自然資源、東京から新幹線で100分という利便性も支持された。
2位は、兵庫県(総ファボ数2284件)。温泉付きのワーキングスペースなど、自然環境の魅力をうたい人気となった。
【訂正:2021年10月27日午前10時 初出で「2位は、山口県」と記載しておりましたが、「2位は、兵庫県」に訂正いたします】
3位は、山口県(総ファボ数1944件)がランクインした。人口約3200人の阿武町に新設するカフェを一緒にマネージメントしていく地域おこし協力隊募集が135件のファボを獲得。そのほか、瀬戸内海の離島で町おこしに挑戦するプロジェクトなどが人気を集めており、地域経済に関わる体験が好まれていることが分かる。
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