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ソフトバンク宮川社長、インフラ整備計画の見直しを示唆 理由は?(2/2 ページ)

ソフトバンクが2022年3月期第2四半期(21年4〜9月)決算を発表。売上高は第2四半期としては過去最高を記録した一方で、政府主導の通信料金引き下げの影響で、営業利益と最終利益は減収となった。

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ヤフー・LINE事業、売上高35%増 PayPayの好調がけん引

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全セグメントで増収となった売上高

 売上高は全セグメントで増収となった。中でも際立つのが、ヤフー・LINE事業。売上高は7510億円(同35%増)、営業利益は1155億円(同18%増)と大幅に成長した。好調のけん引役となったのが、QRコード決済の「PayPay」だ。LINE Payとの統合効果などもあり、ユーザー数は4300万人を突破した他、決済回数は16.6億回(同81%増)、決済取扱高は2兆4000億円(同68%増)を記録した。

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ヤフー・LINE事業の売り上げは前年同期比で35%増
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PayPayの好調がけん引役に

5Gプラン契約数1000万人突破、半導体不足でiPadの供給に影響

 コンシューマー部門の売り上げは料金引き下げの影響を受けるも、携帯端末の販売数が回復したことで、1兆3784億円(同6%増)に。サブブランド「Y!mobile」(ワイモバ)と格安プランの「LINEMO」の契約数が増加し、スマートフォンの契約数は2650万ユーザー(同6%増)、5Gプランの契約数も1000万を超えた。宮川社長は「Yモバイルの反応がいい。契約数増加のために、これを強化していきたい」とワイモバの販売を強化する考えを示した。

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コンシューマ事業は携帯端末の販売が回復し、増収に
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スマートフォン契約数は6%増

 その他、法人事業の売上高は3509億円(同5%増)となったものの、世界的な半導体不足で「iPadがなかなか手に入りにくくなっている」と事業への影響を明らかにした。

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法人事業の売上高
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