調査リポート
平均総額は532万円 築30年以上の一戸建てで最も多い修繕場所は?:調査で判明(1/2 ページ)
新築で一戸建てを購入した人は築年数を経ていく過程でどれくらいの費用をかけ、何回修繕しているのだろうか。不動産情報サービスを提供するアットホームが調査した。
新築で一戸建てを購入した人は築年数を経ていく過程でどれくらいの費用をかけ、何回修繕しているのだろうか。不動産情報サービスを提供するアットホームが調査したところ、平均修繕費の総額は532.1万円だった。
住宅修繕にかけた費用について住宅タイプ別でみると、「木造」が平均470.2万円、「鉄筋・鉄骨造」が617.7万円と、鉄筋・鉄骨造の方が140万円以上多く修繕費がかけられていることが分かった。築年数別では、鉄筋・鉄骨造の方が古くなるほど費用が高くなる傾向がうかがえる。
修繕費を毎月積み立てている人の割合は8.3%で、月の平均積立額は2.5万円だった。積み立てていない人に修繕費に充てた項目を聞いたところ、「貯金(修繕費のために積み立てていないもの)」が76.7%で最多となった。次いで、「退職金」(11.0%)、「ボーナス」(8.2%)と続いた。
修繕を行ったことがある場所を尋ねた。その結果、最も多かったのは「外壁」で、経験者数は302人。次いで「屋根」(276人)、「トイレ」(274人)と続いた。外壁の修繕回数の平均は1.8回で、修繕費の合計は173.4万円だった。
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