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子ども達が「税務調査」体験 キッザニアが限定パビリオン:日本上陸15周年(2/2 ページ)
KCJ GROUPと東京法人会連合会が、「税を考える週間」にあわせ、キッザニア東京で期間限定の「TAX OFFICE(税務署)」パビリオンをオープンする。
日本上陸15周年、22年には国内3拠点目の福岡出店も
今年、キッザニアは日本上陸15周年を迎えた。10月5日にはキッザニア東京で記念セレモニーを開催。22年3月末まで記念のアクティビティーとして、子どもたちがプロデュースした「キッザニアアニバーサリーパレード」をダンサーとして体験できる企画を提供している。
同社の圓谷道成社長は「キッザニアはメキシコが発祥で、日本がフランチャイズ第1号。街並みや実際のアクティビティーも非常に考え抜いて、子どもたちの生きる力を育むことを中心に置いたモノづくりが、他にはない優位性の一つだと思う」とこれまで支持されてきた理由を分析する。
「単に“ごっこ”をするわけではなく、本当に“なりきる”ことが当社のアクティビティーの神髄。体験のリアリティーを生むために、さまざまな企業にスポンサーとなってもらい、仕事体験を提供してもらっていることが最も大きい」(圓谷社長)
22年夏には、国内3拠点目となる「キッザニア福岡」の出店を予定している同社。圓谷社長は「今後も世の中の変化に合わせ、子ども達に気付きを与えられるような、よりサステナブルな取り組みを進めたい」との方針を示した。
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