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ガソリン150円台の給油所に行列 「外出を減らすしか」200円超の島も家計を直撃する原油高騰(2/2 ページ)

原油価格の高騰が、沖縄県内でも家計を直撃している。1日の1リットル当たりのガソリン価格は全国平均を上回る173円20銭を記録し、離島では200円以上の給油所も。

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沖縄タイムス
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食品価格に影響も

 石垣市の給油所によると、市内では10月に入ってから1リットル189円で高止まりしている。給油所の女性従業員は軽自動車の満タン料金が5千円を上回るケースもあると話し「当分、値下がりの見込みはないのでは」とつぶやいた。

 宮古島市は160〜170円台で推移しており、介護関係職の本村秀樹さん(35)は「荷物の搬入で車が必要。早く価格が落ち着いてほしい」と願った。


県内のガソリン・軽油価格の推移

 フレッシュプラザユニオンを展開する野嵩商会(宜野湾市)の担当者は、原油高騰による電気料金の引き上げや燃料費の上昇が、食品にも影響する可能性があるとみる。

 「1〜2カ月後にメーカーや卸売業者が、輸送費や製造コストの増加を商品価格に反映することも考えられる」と予測。「保存しやすい缶詰やレトルト食品は、買うなら今のうちかもしれない」と付け加えた。

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