ニュース
ガソリン150円台の給油所に行列 「外出を減らすしか」200円超の島も:家計を直撃する原油高騰(2/2 ページ)
原油価格の高騰が、沖縄県内でも家計を直撃している。1日の1リットル当たりのガソリン価格は全国平均を上回る173円20銭を記録し、離島では200円以上の給油所も。
食品価格に影響も
石垣市の給油所によると、市内では10月に入ってから1リットル189円で高止まりしている。給油所の女性従業員は軽自動車の満タン料金が5千円を上回るケースもあると話し「当分、値下がりの見込みはないのでは」とつぶやいた。
宮古島市は160〜170円台で推移しており、介護関係職の本村秀樹さん(35)は「荷物の搬入で車が必要。早く価格が落ち着いてほしい」と願った。
フレッシュプラザユニオンを展開する野嵩商会(宜野湾市)の担当者は、原油高騰による電気料金の引き上げや燃料費の上昇が、食品にも影響する可能性があるとみる。
「1〜2カ月後にメーカーや卸売業者が、輸送費や製造コストの増加を商品価格に反映することも考えられる」と予測。「保存しやすい缶詰やレトルト食品は、買うなら今のうちかもしれない」と付け加えた。
関連記事
- ベックスコーヒーに「月27.7回」も! JR東日本のサブスクは、どのように使われたのか
7月から8月にかけて、JR東日本がサブスクを展開していた。カフェを利用できたり、そばのトッピングができたり、シェアオフィスを使えたり。結果、消費者はどのように使っていたのだろうか。データを見ると、おもしろい結果がでていて……。 - “人類未到のお金持ち”イーロン・マスク、個人資産がトヨタ自動車の時価総額上回る
世界一のお金持ちといえば、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏が長らくその象徴といえる存在であった。そんなビル・ゲイツ氏は、今年4月に公表されたフォーブスの世界長者番付2021年版で4位に位置しており、「世界のお金持ち」の構図も随分と様変わりしたようだ。 - ビジネスホテルの“無料朝食”、気になる原価は一体いくら? 激化する“朝食合戦”から見るホテルの今
ホテルが朝食で特色を出そうとしていることは、宿泊者としてひしひしと感じる時がある。新たな施設の建設やリノベーションを施せば特色は強く打ち出せるが、コストはバカにならない。朝食は差別化のアイテムとして取り組みやすい部分なのだろう。 - 沖縄県の住みここちランキング2021 「那覇市」や「浦添市」を抑え1位になったのは?
大東建託は、沖縄県に住む成人男女が対象の居住満足度調査を行い、その結果を発表した。
Copyright © The Okinawa Times All rights reserved.