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企業の約6割「Go To トラベル」の再開を希望、3割は「年内に」:帝国データバンク調査
帝国データバンクは、Go To トラベルに関する企業の見解を調査。約6割が早期の再開を希望しており、関連業種の約4割は「すぐにでも再開してほしい」と意向を示した。
政府が検討する進める「Go To トラベル」の再開について、企業はどのような見解を示しているのだろうか。帝国データバンクの調査によると、約6割が早期の再開を希望していることが分かった。
3社に1社は年内の再開を希望
Go To トラベルの再開時期について、「2021年度内(2022年3月まで)」と回答した企業は57.6%。「2021年中」と回答した企業は32.2%で、約3社に1社は早期の再開を望んでいる様子がうかがえた。12.4%は「再開しない方が良い」と回答した。
飲食店、旅館・ホテル、娯楽サービスのGo To トラベル関連業種でみると、「2021年度内(2022年3月まで)」と回答した企業は76.0%と突出して高く、「すぐにでも(2021年11月)」再開してほしいとする企業も40.0%に上った。
同社では、Go To トラベルの再開で観光需要が盛り上がることで、直接的な業種の好影響に加え、多くの関連する業種にも波及していくと予想。加えて「消費マインドの高揚も期待でき、日本経済の活性化につながる」としている。
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