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760万円突破 最高値更新をけん引したビットコインETFとメタバースの影専門家のイロメガネ(6/7 ページ)

ビットコインが過熱している。2020年の年末から21年にかけてビットコイン価格が急騰、最近では10月20日に日本円で約760万円(約6万6000ドル)と最高値を更新した。これは米国でビットコインETFが10月19日に上場したことが大きなきっかけだ。

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フェイスブックが期待するメタバースの世界

 現在、ビットコインの投資を語る際に欠かせない話が旧フェイスブックの社名変更である。10月29日、社名を「メタ」に変更すると公表した。メタはメタバースのことを指している。これは社名を変更するくらいメタバースに期待していることを表しているといえる。

 そもそもメタバースとは何か。メタバースはインターネット上の仮想空間でオンライン上の交流の場を指している。


メタ(旧フェイスブック)が公開しているメタバースのビジョンの1つ、Horizon Homeのデモ動画

 フェイスブックは今までもオンライン上の交流の場だったが、主にテキストをメインとしていた。メタバースではさらに一歩進んでテキストや画像、音声のみならず、自身のアバターを作成し、メタバースの世界の中で多くの人と交流することが可能になる。

 例えば対面の会議のように、1つの会議室に多くのアバターが集まって発言したりメモをしたりといったことをメタバース上で行うことを想定している。

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