調査リポート
ふるさと納税、4割が「返礼品が目的」 1回当たりの平均寄付金額は?(1/2 ページ)
NTTコムオンライン・マーケティング・ソリューションは、全国20歳以上の男女に「ふるさと納税」の調査を行った。4割がふるさと納税の目的を「返礼品への興味」と回答した。1回当たりの平均寄付額はいくらだろうか?
「NTTコム リサーチ」を運営するNTTコムオンライン・マーケティング・ソリューション(東京都品川区)は、全国20歳以上の男女を対象に「ふるさと納税」に関する調査を実施した。1回当たりの平均寄付金額で最も多かったのは「1万1〜1万5000円」(31.2%)だった。
前年の調査では1回当たり「5001〜1万円」(35.9%)が最も多く、前年と比較して寄付金額が上がっていた。また、1回当たりの寄付金額が「1万円以上」の割合は65.3%と、前年の60.8%から増加した。
寄付したことがある人は30.4%で、前年の31.6%からほぼ変化はなかった。回答者の年代別では、30代以下と40代が同率38.5%、70代以上では21.1%と、年齢が上がるほど寄付をする割合は下がる傾向が見られた。前年の調査結果と比較すると、50代以下は増えたものの、60代以上の年代では下がる結果に。
「ふるさと納税」を実施した理由として最も多かったのは、「返礼品への興味」(43.2%)。次いで「節税対策」(37.1%)、「社会貢献の一環」(11.8%)と続いた。
関連記事
- 冬のボーナスの使い道、8年連続で「貯金・預金」が1位 想定支給額は?
共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営するロイヤリティ マーケティング(東京都渋谷区)は、「冬のボーナス」に関する調査を実施した。使い道は8年連続で「貯金・預金」が1位に。想定支給金額はいくらになるのか? - 最も好きなカフェ 「コメダ珈琲店」「マクドナルド」を抑えて1位になったのは?
カフェチェーンブランド調査が行われた。最も好きなカフェは3位は「コメダ珈琲店」、2位は「マクドナルド」だった。知名度も店舗数も多い両店を抑えて1位になったのは? - 「月収25万円で出社勤務」と「月収18万円でテレワーク勤務」 新卒の84.9%が選んだのは?
学情は、2023年3月卒業、修了予定の大学生・大学院生を対象に「テレワークと給与」に関する調査を実施した。コロナ禍で浸透してきたテレワークだが、緊急事態宣言が解除されたことをきっかけに出社する人も増えてきている。23年新卒はどのように考えているのだろうか? - 20年度の「家計の収支」 全体では約78万円増、世帯年収600万円以下ではマイナスに
日本生活協同組合連合会は、20年度の「家計・くらしの調査」を実施した。年収別・年代別に、年間収支平均や収入支出を比較。家計の収支は全体で約78万円プラスだったが、世帯年収600万円以下ではマイナスとなった。 - 東京23区、一人暮らしの「賃料ランキング」 2位は表参道駅で15万円、1位は?
長谷工ライブネットは、首都圏の賃料相場ランキングの分析調査を実施し、一人暮らし用の賃料ランキングを発表した。23区内だけでなく、23区外や千葉県、神奈川県も調査した。また、東京国際フォーラムを中心点とした距離圏別の賃料相場も公開。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.