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積水ハウス、賃貸物件などの“トリセツ”を電子化 業務効率と利便性を向上:家電などの説明書の追加も対応
積水ハウスは、グループが管理する賃貸住宅の入居者などに提供する取扱説明書を順次電子化していくと発表した。
積水ハウスは、グループが管理する賃貸住宅の入居者などに提供する取扱説明書を順次電子化していくと発表した。建物ごとに一元管理できるシステムを構築し、社内の業務効率とお客の利便性向上を図る。
従来の紙の取扱説明書は、戸建住宅で平均約50部、賃貸住宅で平均約20部と量が多く、収納場所の確保や必要なときに探しにくいといった課題があった。取扱説明書を電子化し、PCやスマートフォンなど利用者の端末で閲覧できるようにすることで、これらの課題の解決を図る。利用者が新たに購入した家電などの説明書を追加で登録することも可能とする。
また電子化により、紙の取扱説明書をファイリングする作業時間の削減にもつながり、社内の業務効率向上も期待できるとしている。同社によると、戸建住宅で平均約1時間、賃貸住宅で平均約6時間かけていた作業時間が、約8割削減できるという。
サービスの利用は、同社の戸建て住宅オーナー専用サイト「Netオーナーズクラブ」加入者、賃貸住宅入居者専用会員サイト「シャーメゾンライフCLUB」利用者が対象。2021年11月より一部エリアで段階的に提供を開始し、22年2月から全国で展開する予定。将来的には全ての取扱説明書を電子化することを目指すとしている。
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