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クラウド型電話に進出「Zoom Phone」 リモート環境でも“会社への電話”に応答、導入企業が明かす使用感メリットとデメリット(2/2 ページ)

クラウド型電話サービス「Zoom Phone」の一般提供が10月、日本でも始まった。実際の使用感はどうなのか。11月17日開催のメディア向け説明会で、Zoom Phoneの導入企業がメリットとデメリットを話した。

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 料金については、端末代や補償サービスが必要な携帯電話、維持費用がかかる一般的なビジネス電話、初期費用がかかるクラウドPBXに比べてコストダウンできる──と、同社は説明した。

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一般的なクラウドPBXのように初期費用がかからない点がメリット
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Zoom Phoneの料金プラン

導入企業が実感したメリットとデメリット

 既にZoom Phoneを導入している企業の事例も紹介。外出中でも代表電話を受話できるようになったことや、海外への通話料金を削減できたことなどがメリットだという。

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Zoom Phoneを導入したBaseconnect。既存のIP電話サービスは音声品質が不安定でコスト高になっていたという

 説明会では、法人営業支援企業情報データベース・検索エンジンを開発するBaseconnectの担当者が、Zoom Phone導入の背景や使用した上での実感を話した。

 Zoom Phone導入の決め手となったのは「安さ」だと、Baseconnectの担当者は説明する。音声品質が高いこと、リモートワーク中ではモニタリング機能が有益なことなど、個別電話番号の利用をはじめさまざまな機能が料金内に含まれていることも導入の理由だという。

 一方、既存サービスから乗り換えると、電話番号が変わるというデメリットもある。Baseconnectの担当者も、インサイドセールスで電話番号が変わることの懸念が大きかった。これについては既存サービスの利用を継続し、個別に電話番号を持っている方がよい部門はZoom Phoneに切り替えたとしている。

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