スマホへ「かざす」だけ 営業・接客に必要な情報を提供する、デジタルIDカード「UNICA」正式版リリース
分散型ID活用データプラットフォームの開発運用を行うcanow(東京都千代田区)は11月17日、デジタルIDカード「UNICA(ユニカ)」正式版をリリースしたと発表した。NFC技術により、スマホへ「かざす」だけで営業および接客に必要な情報が提供可能となる。
分散型ID活用データプラットフォームの開発運用を行うcanow(東京都千代田区)は11月17日、デジタルIDカード「UNICA(ユニカ)」正式版をリリースしたと発表した。NFC技術により、スマホへ「かざす」だけで営業および接客に必要な情報が提供可能となる。
従来のβ版での実証実験結果などを踏まえて、正式版では営業からマネジメントへの報告業務を軽減し、マネジメントが営業の動向を把握できる「営業成績管理」を新たに搭載する。
UNICAは、交通系ICカードやマイナンバーカードにも使われているNFC技術により、1枚で営業課題をワンストップで解決できるデジタルIDカード。訪問営業や対面での接客が必要な場合でも、非接触で名刺交換や資料送信などをワンストップでサポートする。
また、商談機能を搭載しており、UNICAをかざして名刺交換をした顧客が、スマートフォンのデバイスなどの画面上で資料送付や申し込みリンクを保存することもできる。営業資料の印刷や名刺登録の必要もなく営業の生産性向上につながり、従来必須であった名刺や資料の印刷代のコスト削減も実現可能となる。
今後は、ブロックチェーン技術との組み合わせにより、名刺に含まれる個人情報の相互認証が必須となることから紛失や漏えいがなくなるなどのセキュリティ強化や、名刺交換の自動化とリアルタイムでの情報反映が可能となるとしている。
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