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中小企業の電子署名導入率は18%、その理由は?:中小企業の従業員1000人に調査
業務支援プラットフォームサービスの運営などを行うC-design(東京都新宿区)は、中小企業の「電子署名の導入」に関するアンケートを実施した。その結果、電子署名サービスを既に導入している人はわずか18.0%となった。
中小企業の電子署名導入率は18%――業務支援プラットフォームサービスの運営などを行うC-design(東京都新宿区)が中小企業の社員を対象に実施したアンケート調査でこんな結果が出た。
電子署名サービスを「導入していない」と回答した人を対象に、興味があるか尋ねると「ある」と38.0%が回答し、「ない」と回答した人は38.8%となった。
導入しない理由「契約書の枚数が少ないから」が最多
また、電子サービスを導入しない理由については「契約書の枚数が少ないから」が最も多く23.2%、次いで「取引先から紙で締結を求められるから」が19.2%、「導入するメリットがわからないから」が15.0%となった。中小企業では、電子署名サービスを活用する機会がまだ少ないことが分かった。
一方、電子署名サービスを導入していると回答した人に、サービス導入により評価している点について尋ねると、「業務効率化」が22.4%、「業務負担の軽減」が21.8%となった。
調査は全国の中小企業(従業員数300人以下)に勤める1014人を対象にインターネットにて実施した。調査期間は9月9〜16日。
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