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赤坂駅周辺を“エンタメシティ”に TBSらが約230メートルの複合ビル建設:駅と街を一体的に(2/2 ページ)
三菱地所とTBSHDが、赤坂2・6丁目地区の開発計画について、「国家戦略都市計画建築物等整備事業」として認定を受け、11月15日に都市計画が告示されたと発表した。
赤坂エリアをエンタメシティに
さらに、エンタテインメント産業拠点の形成も図る。大企業からベンチャーまで多様なエンタテインメント関連企業が集積している赤坂エリアの利点を生かし、東街区では、クリエイターやスタートアップ企業と同エリア周辺の大企業との交流を促進する場を整備する。新たな技術や作品の展示や実装、実証実験を展開できるデモスペースなども設置する。
西街区では、最新技術を活用した劇場・ホールを整備する。国内外から幅広い客層を呼び込み、新たなエンタテインメントを生み出す場所を目指す。
また、約1万2000平方メートルの宿泊施設を整備し、外国人を含む観光・ビジネス客、エンタテインメント産業関係者などに、短期及び中長期滞在の場を提供する。加えて、赤坂駅周辺の来訪者に対しても、滞在時の拠点となる空間や劇場と連携した文化体験の場を提供する。
事業期間は2022〜28年度。赤坂サカス側とも連携し、赤坂エリアでのエンタテインメントシティを目指すとしている。
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