横浜みなとみらいに2万人規模の音楽アリーナ 名称は「Kアリーナ横浜」に決定:2023年秋の開業予定
ケン・コーポレーションが横浜みなとみらい21地区で進めている大規模複合開発について、同施設内に建設する音楽アリーナの名称を「Kアリーナ横浜」に決定したと発表した。
住宅やオフィスの賃貸仲介などを手掛けるケン・コーポレーション(東京都港区)は、横浜みなとみらい21地区で進めている大規模複合開発「Kアリーナプロジェクト」について、同施設内に建設する音楽アリーナの名称を「Kアリーナ横浜」に決定したと発表した。2023年秋の開業予定としている。
Kアリーナ横浜の客席数は2万席。ステージ前方のアリーナに加え、三層構造の扇型の形状とすることでスタンド全席がステージ正面を向き、迫力ある空間と一体感を演出した。
また、専用ラウンジやボックス、ロビーを設けた「VIPエリア」を用意する他、7階には横浜の夜景が楽しめるバーラウンジを設置する。
あわせて、併設するツインタワーのホテル棟には「ヒルトン横浜」が進出、オフィス棟の名称は「Kタワー横浜」とし、開発街区全体の名称は「ミュージックテラス」とすることも発表した。
オフィス棟の「Kタワー横浜」は、同エリアでは供給の少ない、中規模(基準階専有部 200坪強)のオフィスとした。また、エントランスホールにはカフェを配置し、アリーナでのイベントがない日でも、日常的に活気あふれる施設を目指すとしている。
ミュージックテラスの中央には「ヒルトン横浜」が開業する。同社が関連会社を通じて米・ヒルトンとフランチャイズ契約を締結し、所有・運営する。客室はスイートを含む339室で、その他にスペシャリティレストラン、オールデイダイニング、カフェ・バーラウンジの他、エグゼクティブラウンジや宴会場などを備える予定としている。
関連記事
- ANAが『鬼滅の刃』とコラボ 特別機のアナウンスはキャラクターが担当
ANAグループが、12月1日からテレビアニメ『鬼滅の刃』とのタイアップを開始すると発表した。 - ヒルトン、横浜みなとみらいに初進出/2023年秋開業予定
米・ヒルトンは11月16日、ケン・コーポレーションとその関連会社を通じて「ヒルトン横浜」のフランチャイズ契約を締結したと発表した。 - ビジネスホテルの“無料朝食”、気になる原価は一体いくら? 激化する“朝食合戦”から見るホテルの今
ホテルが朝食で特色を出そうとしていることは、宿泊者としてひしひしと感じる時がある。新たな施設の建設やリノベーションを施せば特色は強く打ち出せるが、コストはバカにならない。朝食は差別化のアイテムとして取り組みやすい部分なのだろう。 - 東京駅前に高さ226メートルの“超高層複合ビル” 商業施設や劇場などを整備
三井不動産や都市再生機構などは、「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」において、都知事の認可を受け組合を設立したと発表した。 - 帝国ホテルが新本館イメージ公開 「宮殿」と「塔」を融合
帝国ホテルは10月27日、2036年に完成予定の「帝国ホテル 東京」新本館のデザインを公表した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.