ニュース
東京・十条に30階超の駅前複合施設 “住宅・商業・公益”一体で新たなにぎわい創出:施設名称「J& TERRACE(ジェイトテラス)」(2/2 ページ)
十条駅西口地区再開発組合は、東京都北区上十条二丁目で進める再開発事業について、施設名称を「J& TERRACE(ジェイトテラス)」、建物名称を「J& MALL (ジェイトモール)」に決定したと発表した。
J& MALLには公共施設や商業施設を整備
建物名称の「J& TERRACE」は、「テラス=集いの場、緑豊かな駅前拠点」「未来を照らす」との意味を持たせた。地域のにぎわいや交流を育む駅前広場をはじめ、地下には公共駐輪場などを整備し、緑豊かな空間を創出するとともに、地域の災害対応力を強化する。
「J& MALL」は、地域住民や十条を訪れた人々に対して、新しい「にぎわい」「やすらぎ」「出会い」など、多面的な機能を提供できる「モール=複合施設」と組み合わせた。建物の1〜4階の一部を商業・業務フロアとし、公共施設や商業施設を整備する。
同事業は、2012年10月に都市計画の決定を経て、21年3月に工事を着工。24年度の竣工を予定している。
関連記事
- 赤坂駅周辺を“エンタメシティ”に TBSらが約230メートルの複合ビル建設
三菱地所とTBSHDが、赤坂2・6丁目地区の開発計画について、「国家戦略都市計画建築物等整備事業」として認定を受け、11月15日に都市計画が告示されたと発表した。 - 東京・新宿に約225メートルの「東急歌舞伎町タワー」 ライブホールや映画館など/23年春開業
東急と東急レクリエーションは、東京・新宿の「新宿TOKYU MILANO」跡地を中心とした敷地で建設中の施設について、名称を「東急歌舞伎町タワー」に決定したと発表した。 - 東京駅前に高さ226メートルの“超高層複合ビル” 商業施設や劇場などを整備
三井不動産や都市再生機構などは、「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」において、都知事の認可を受け組合を設立したと発表した。 - 横浜みなとみらいに2万人規模の音楽アリーナ 名称は「Kアリーナ横浜」に決定
ケン・コーポレーションが横浜みなとみらい21地区で進めている大規模複合開発について、同施設内に建設する音楽アリーナの名称を「Kアリーナ横浜」に決定したと発表した。 - ビジネスホテルの“無料朝食”、気になる原価は一体いくら? 激化する“朝食合戦”から見るホテルの今
ホテルが朝食で特色を出そうとしていることは、宿泊者としてひしひしと感じる時がある。新たな施設の建設やリノベーションを施せば特色は強く打ち出せるが、コストはバカにならない。朝食は差別化のアイテムとして取り組みやすい部分なのだろう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.