「ホテルオークラ京都 岡崎別邸」が開業 1月20日から:京都・岡崎にて
オークラ ホテルズ & リゾーツは、2022年1月20日に「ホテルオークラ京都 岡崎別邸」が開業すると発表した。ホテルコンセプトは「新時代の京の美意識」で、館内に伝統工芸品がさまざま置かれているのが特徴。どんなホテルなのかというと……
オークラ ホテルズ & リゾーツは、京都・岡崎に「ホテルオークラ京都 岡崎別邸」を開業すると発表した。開業日は2022年1月20日。新型コロナウイルス収束後の旅行需要の高まりに対応する。
「ホテルオークラ」ブランドの日本国内での新規開業は約20年ぶりになるという。当ホテルのコンセプトは「新時代の京の美意識」。京都の伝統工芸を担うプロジェクトユニット「GO ON(ゴオン)」のオリジナル作品を館内に設置しているのが特徴だ。
ロビーエリアは、水平に連続する日本建築の特性を生かした造りになっている。空間に仕切りを設けず、緩やかにつなげることで窓の外に広がる景色を楽しめ、館内にちりばめられた現代的な京の美や手仕事にふれることができるようにした。
エントランスは、京都の伝統工芸「金網つじ」のオリジナル照明を設置。明かりをともすことで金網の陰影が楽しめるとしている。
客室のテーマは、「東山に佇む山荘」。山荘から眺めた湖畔に映る水面を独自の織り技で立体的に表現した細尾の西陣織や、銘木「北山杉」の丸太を柱に使用して床の間に見立てた違い棚など、素材感や天然の風合いを楽しめる客室に仕上げた。そのほか、唐紙を使用したウェルカムアートや、スイートルームには書家の川尾朋子氏が書き下ろした作品が置かれている。客室数は60室。
レストランではフレンチを提供する。そのほか、京の美に触れられるような器やカトラリーを用意しているという。
同ホテルが開業する京都・岡崎は、銀閣寺や南禅寺、平安神宮、京都市国立近代美術館など京都を代表する歴史的観光名所や美術館が集まった文化的エリア。琵琶湖疏水に沿って続く哲学の道など四季折々の自然がある場所となっている。
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