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AI契約審査プラットフォーム「LegalForce」、定義語チェッカーをリリース 校正作業の効率化に
AI契約審査プラットフォーム「LegalForce」を提供するLegalForce(東京都江東区)は11月26日、契約書の校正の品質を向上させる機能、定義語チェッカーをリリースしたと発表した。契約書レビューの効率化と、品質向上を実現できる。
AI契約審査プラットフォーム「LegalForce」を提供するLegalForce(東京都江東区)は11月26日、契約書の校正の品質を向上させる機能、定義語チェッカーをリリースしたと発表した。契約書レビューの効率化と、品質向上を実現できる。
契約書の文中において、特有の意味を持つ言葉として定義された用語を定義語という。できあがった契約書の校正作業において、定義語が正しく使用されているか、正しく定義されているか、そもそも何を定義しているかなど確認の必要がある。表現が複雑だったり、文書量や定義語の数が多いと作業は煩雑化し見落としの原因となる。
定義語チェッカーでは、定義されている箇所よりも前に定義語が使用されている際や、本来であれば定義される単語がある場合に指摘するなどといった機能が搭載されている。そのため、定義語チェッカーにより、校正作業の効率化と契約書の品質向上が可能となる。
同社は今後も弁護士の法務知見と最新のテクノロジーを組み合わせ、企業法務における業務の品質向上と効率化を実現するソフトウェアの開発、提供を行っていくとしている。
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