ニュース
「響」「マッカラン」などウイスキー、最大28%値上げ サントリーが価格改定:22年4月1日から
サントリースピリッツは、国産ウイスキーと輸入ウイスキーの一部商品の価格を改定する。約5〜28%値上げする。
サントリースピリッツは11月29日、国産ウイスキーと輸入ウイスキーの一部商品の価格を、2022年4月1日出荷分から改定すると発表した。約5〜28%値上げする。
対象になるのは「響」「山崎」「白州」「知多」「ザ・マッカラン」「グレンフィディック」「ザ・バルヴェニー」「タラモアデュー」など8ブランド、計31品目。例えば「サントリーウイスキー 響 30年」(700ミリリットル)は、税別12万5000円から16万円に値上げする。
近年、ウイスキーの需要が高まる中、蒸留窯や貯蔵庫の増設など設備投資を進めてきたが、生産が追い付かない状況という。同社は「生産設備の増強など安定供給に向けた取り組みを強化するため、今回、価格改定を実施する」としている。
関連記事
- 中小企業の冬のボーナスはいくら? 支給相場を予測する
年末賞与の季節が近づいてきました。長引くコロナ禍のなか、ワクチン接種が進んでいます。とはいえ、いまだ先行きは不透明です。そんな今冬の支給相場を予測します。 - 定年再雇用「60歳以降、1年ごとに1割給与を減らす」はOKですか?
定年再雇用を新設する際、「60歳以降、1年ごとに1割給与を減らす」制度は問題ないか。実例を踏まえ、人事コンサルタントが解説する。 - サントリーの「ほろよい」はなぜ91種類もあるのか 商品開発のキモは2つ
サントリーの「ほろよい」が売れている。低アルコールのRTD市場でトップを独走しているわけだが、なぜ多くの消費者から支持されているのか。開発の背景を取材すると、2つのキーワードが浮かんできた。 - なぜオリオンビールはアルコール度数「9%」を止めて「2%」の商品を首都圏でも発売したのか
キリン、アサヒ、サントリー、サッポロ。国内ビール市場トップ4社だ。では5位はどこだろう。それがオリオンビールだ。若者のアルコール離れが叫ばれる中、国内シェア約1%の地方発ビール会社は新たな飲酒文化の創造に向けた挑戦を続けている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.