アマゾン、テスラを含む米国のトップIT企業7社「FAATMAN」は1分間にいくら稼ぐのか?:世界を読み解くニュース・サロン(1/4 ページ)
コロナ禍でも特に盛況だった米国の大手IT企業各社。最近はFAATMAN(フェイスブック、アルファベット、アマゾン、テスラ、マイクロソフト、アップル、ネットフリックス)と呼ばれることもあるが、いくら稼いでいるのだろうか。
新型コロナウイルスの変異株であるオミクロン株が11月24日に南アフリカから報告され、世界はその対応を急いでいる。
日本でも、外国人の入国を制限する水際対策を行うことになったが、また外出できないような日々が続くのは勘弁してほしいというのが多くの国民の感情だろう。
コロナ禍で経済活動に多大なる悪影響が出たのは言うまでもない。ただそんな状況でも、盛況だったといえる業界があった。ネットショッピングやゲーム業界などだ。
巣ごもり需要で伸びた業界
総務省の発表では、「インターネットショッピングを利用する世帯の割合は、2020年3月以降に急速に増加し、その後は2人以上世帯の約半数以上が利用する状況が続いている」という。
また経済産業省は、巣ごもり需要によってゲームソフト業界で売り上げが伸び、「第3次産業活動指数のゲームソフト指数を確認すると、20年4月に大幅に上昇していることが確認できます」と報告している。
これはもちろん、日本に限ったことではない。世界的にもコロナ禍で、日常生活のデジタル化が広がった。コロナ禍でインターネットの利用が拡大し、生活はさらに便利になったといえるかもしれない。
私たちの生活は完全にコンピュータやデジタル機器に支配されている。独調査会社のStatista(スタティスタ)によれば、世界で73億人、つまり人類の8割近くがスマホを所有しているという。つまり、スマホでネットにつながって、ニュースや便利なサービスを利用しながら、気がつけばスマホに依存し、スマホのアルゴリズムの中で生活していることになる。
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