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原宿に次世代フルーツオレ専門店、スマホで注文してロッカーで受け取り:ターゲットはZ世代
グローリーとショーケース・ギグは12月下旬、東京・原宿に次世代フルーツオレ専門店「The Label Fruit」を開業する。Z世代をターゲットに、スマートフォンと連携する仕掛けなどを店舗に盛り込む。
グローリー(兵庫県姫路市)とショーケース・ギグ(東京都港区)は12月下旬、東京・原宿に次世代フルーツオレ専門店「The Label Fruit」(以下、ラベルフルーツ)を開業する。Z世代(1990年半ば〜2010年代生まれ)をターゲットに、スマートフォンと連携する仕掛けなどを店舗に盛り込む。
商品は注文から決済まですべてスマートフォンで完結するほか、注文時にボトルラベルやフルーツオレの味を自分好みにカスタマイズが可能。自分だけのオリジナル商品として購入できる。
注文した商品は、店内のスマートロッカーで受け取る仕組み。パーソナライズシステムにより、受取時のスマートロッカー上で「自分だけの」デジタルアート演出が楽しめるようにした。
店内には、カメラとセンサーを設置。そこから得た利用者の属性情報をDMP(Data Management Platform)へ蓄積し、利便性の向上や新たな販促施策に活用する。店内では、壁一面をスクリーンにしたプロジェクター映像を映し、映像への注目度の検証も行うという。
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